Loading...

【ハーバー読書部】 とんでもなく魅力的な作家、ルシア・ベルリン。

こんにちは、編集Fです。
今回ご紹介するのは、こちら

「掃除婦のための手引き書 ―ルシア・ベルリン作品集」ルシア・ベルリン著。

4年ほど前、ちょっと話題になっていたこの本をなんとなく手に取って、あまり期待もせずに読み始めたのですが、数ページでもう…刺さってしまいました。
その空気感、そのセンス。
この文章の向こう側にいるルシア・ベルリンという人にすっかりやられてしまいました。

当時、ルシア・ベルリンの著書で和訳されていたのはこの1冊のみ。もどかしい思いをしていましたが、さすがに彼女に恋をしたのは私だけではなかったようで、続いて
「すべての月、すべての年 ―ルシア・ベルリン作品集」講談社 (2022/4/22)
「楽園の夕べ ―ルシア・ベルリン作品集」  講談社 (2024/9/26)
と2冊が出版されました。

3冊とも、彼女の波瀾万丈な人生に材を取ったであろうショートストーリー集で、どのストーリーも彼女のとんでもなく魅力的な人間性が溢れています。

父親の仕事の関係で炭鉱町を転々とした幼少期、母と妹と共に移り住んだエルパソでの生活、母も叔父もアルコール依存症で、その後自身もアルコール依存症に。3度の離婚。4人の息子のシングルマザー。高校教師、掃除婦、看護師、電話交換手、刑務所教員、様々な職を渡り歩く。

時にままならない人生を、彼女は軽快に、リアルに物語に落とし込んでいて、そのセンスの良さが読んでいて引き込まれます。

すれっからしで、豪胆。なのに教養が深くて賢く、愛情に溢れている。おまけにすんごい美人。

私が知った時には彼女はすでに亡くなっていて叶わないけれども、会ってみたい!とはじめて強く思った作家さんでした。

ルシア・ベルリンの著書は、今の所和訳されてるのが3冊。もっと読みたすぎて次の新刊を待ち望んでいます…。
 

『掃除婦のための手引き書 - ルシア・ベルリン作品集』 ルシア・ベルリン著 講談社

「アメリカ文学界最後の秘密」と呼ばれたルシア・ベルリン、初の邦訳作品集

この記事をシェアする :
前の記事
人気の理由を深堀り!スクワフェイシャルソープができるまで
次の記事
【おうちごはん】マカロニとゆで卵のおかずサラダ
一覧に戻る

この記事に関連する商品

この記事に関連する商品