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【ハーバー読書部】何度も読み返したくなるキャラクター

こんにちは。
カバンに本が入っていないと不安な編集Hです。
この年末年始は家事の手は抜きまくり、駅伝と漫画に明け暮れていました。幸せ。

私がご紹介するのは、年始から読み返していたこちら。
 

ミステリと言う勿れ 田村由美(著)

小説でもミステリが好きなので、本屋さんでタイトルを見てつい手に取ってしまった漫画です。「言う勿れ」ということはミステリなの?ミステリじゃないの?と思いつつ読み始めました。

天然パーマでカレーをつくるのが好きな大学生・久能整(くのう ととのう)クンが、本人の意思とは関係なく他人の事件や悩みに巻き込まれていくお話です。
整クンは、日々の小さな出来事や当たり前とされている世間の認識について日ごろからいろいろと考えている人なので、ちょっとしたことがきっかけで自分の考えを喋りだしてしまいます。

でも決して押しつけがましい主張をするのではなく、自分の考えをとつとつと話しているだけなんです。そしてその言葉がいつのまにか事件の核心をついていたり、誰かの悩みを意図せず解決していってしまうことに。

漫画だから軽く読み終わってしまうのでは思っていたのですが、吹き出しの外のつぶやきや整クンの視線の動き、ただの情景のひとつに思える小さな物音なども丁寧に描かれ、物語をつくっていくので、しっかり没入し小説のような読後感が残ります。
そして整クンはもちろん、登場するキャラクターたちがみんな魅力的なので、何度も読み返したくなります(既に5回くらいは読んでるかも)。

菅田将暉さん主演で映像化されているので、そちらでご存じの方もいるかと思いますが、静かに浸れる原作もおすすめです。解決する事件はありつつ、根底に貫かれる大きな謎はまだ解明されていないので、これからも楽しみは続きそうです。

『ミステリと言う勿れ』田村由美(フラワーコミックスアルファ/小学館)

大学生・久能整が、降りかかった謎や常々考えていたことについてひたすら喋る物語。

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