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\わたしをつくる/「キレイの習慣」~大谷優依さん~

各界で話題の人たちに、「キレイをつくる習慣」をテーマに日々のライフスタイルを語っていただく本連載。
今回は、数々のライフスタイル誌で、雑貨やインテリア、空間イメージのスタイリングを行うインテリアスタイリスト・大谷優依さんにお話を伺いました。

お話を伺った方

大谷 優依さん

雑誌と書籍のエディトリアルデザイナーを経て、2012年インテリアスタイリストとして独立。 ライフスタイル誌を中心に、雑貨、インテリアや空間イメージのスタイリングを担当している。

自分の機嫌をとる

「機嫌がいいと穏やかな気持ちでいられますし、穏やかであれば自然体でいられます」

「キレイ」を目指すための一番簡単なコツは、自分の機嫌をとることじゃないでしょうか。機嫌がいいと穏やかな気持ちでいられますし、穏やかであれば自然体でいられると思います。自分が好きなもの、惹かれるものを見たり、美味しいものを食べたり、積極的に自分のために行動することで心が安定して、自然な美しさにつながるのではないかと思います。
 
インテリアスタイリストという仕事でいうと、私はプリミティブな家具や雑貨に惹かれます。デザインされた流行のものよりも、昔からあるような素朴な形が好きなんです。手仕事が必ず良いということではありませんが、手仕事ではないと作れない雰囲気や、ヴィンテージにしか出せない昔の素材の良さってありますよね。
 
作り手の思いや工程も気になるので必ず調べますが、まずは見た目で好きかどうかというところが大事。自分の部屋で使うものについては、自分の暮らしに合っていて調和をとってくれるようなシンプルなものを選んでいます。
 
お仕事でいただく依頼も、「心地よい空気感と雰囲気のインテリア」を求められることが多いので、作られた空間にならないよう、その空間がもともと持つ空気感を表現することを大切にしています。例えば、日頃から感じる光の美しさ、モノの美しさ、流れる清い空気感……でしょうか。見ている人が、ちょっとだけ憧れる空間というのが表現できていたら嬉しいです。
 

何を食べるかを意識する

「安心な素材で健康的な食事を摂ることが、健康的な『キレイ』につながる」

美容に関しては専門ではないのですが、私自身、髪、肌、歯などの基本的なところは意識してケアしています。とくに髪質は、出産してから年齢とともに変わってきた実感があるので、良質なヘアケア商品は常にチェック。肌は試行錯誤しながらも、シンプルなスキンケアに加えてビタミンCや腸活のサプリを取り入れたり、体の不調に合わせて漢方などを試したりしています。
 
やっぱり「何を食べるか」って大切ですよね。昔から「食べるものが人を作っていて、食べるものから整える」というのを意識しているので、20代の若い頃は玄米粗食、一汁一菜で暮らしていました。今は食べ盛りの家族がいるので難しいですが、できるかぎり無農薬減農薬野菜を選んだり、食品表示は必ず見るようにしています。
 
とはいえ、悪いものは毒だと決めつけ、「あれ駄目、これ駄目」と食の幅を狭めることは良くありません。安心な素材で健康的な食事を摂れていることが大事です。それが一番健康的な「キレイであること」につながるのではないでしょうか。
 
内面的な美しさとしては、「言葉」や「言い方」を大事にしています。正直、ストレスを溜め込まないためには、自分の気持ちをストレートに伝えることがベストではありますが、時として相手を傷つけてしまうことにもなりかねません。自分の気持ちを隠さず、でも、相手に嫌な気持ちにさせないような会話ができるよう心がけています。
 

見た目だけの美に執着しない

「外見のケアもおろそかにせず、でも、見た目だけの美に執着もせず。常に自分自身と向き合っていきたい」

現在38歳で、10年前に比べるとやはりいろいろなところが劣ってきたなと感じる年齢になりました。出産も経験し、毎日忙しくしている中で、若い時と比べて「キレイ」であることがどんどん難しいと感じています。これは、ある程度のお金や時間をかければ表面的には美しく繕えるかもしれません。でも、内面がともなっていないと違和感がありますよね。
 
私の周りには、ベーシックなお手入れにちゃんと気を使いつつ、歳をとっても好きなことに向かって、元気で前向きに生き生きとされている先輩方がたくさんいます。内面も外見も自信に満ち溢れた歳のとり方がとっても素敵で、お会いするたびに「私が目指していきたいのは、こういう美しさだなあ」と改めて思うんです。
 
やはり内面は外見に出るし、食べているもの、生活習慣などもすべて外見に出ます。だからこそ心身ともに健康的な人は美しい。外見のケアもおろそかにせず、でも見た目だけの美に執着もせず、常に自分自身と向き合って「キレイ」を磨いていきたいと思います。
 
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